映画「神楽鈴の鳴るとき」

スタッフ

原案・脚本・プロダクションデザイン・製作総指揮 増山 修

原案・脚本・プロダクションデザイン・製作総指揮

増山 修

1974年生まれ。長崎県出身。スタジオジブリ作品『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』や『時をかける少女』などにアニメーション美術家として参加。2009年、オリジナル作品制作を目指してスタジオ、インスパイアードを設立。その後『東のエデン』『まどか☆マギカ』『君の名は』などに参加。2017年の「メイドインアビス」では、TV作品にもかかわらず映画のクオリティで異世界を描き話題となった。アニメーション以外に、webCM、ステージ美術、商品デザインなども手がけている。著作に「増山修水彩画集」「インスパイアード背景画集」「学校では教えてくれない風景スケッチの法則」など。NHK番組「あなたもアーティスト」では2シーズンにわたって講師をつとめ、モト冬樹らと共演。情報番組にも多数出演している。


「供え物をする」という行動は、あらゆる時代と民族に共通しています。
まるで人間は、何かに自分の存在を赦されなければいけない立場であることを、無意識に気付いているかのようです。
しかし私たちは、心の奥底の無垢なる声を聞くことは難しく、その心を毎日傷つけながら生きていることに、かたじけなさを感じます。
稚児は、そんな人と神との橋渡しとなる存在です。
その稚児が持つ神楽鈴。このポピュラーな祭具は、三種の神器を表し、剣、鏡、鈴(勾玉)で構成されています。
その三位一体が象徴していることの中に、いのちとは何かを知る鍵が隠されていると感じて、この話を描くに至りました。
稚児舞のように、奉納の思いで始めたこのプロジェクトには、何度も超えられない壁がありました。しかしそのたびに奇跡的に道が開かれ、無事完成にいたることができました。すべての方々の支えに心から感謝いたします。

――増山修

監督

小沼 雄一

1965年生まれ。茨城県出身。法政大学卒業後、日本映画学校に入学し同校の卒業制作映画『チャンス・コール』が今村昌平賞を受賞。
卒業後、助監督として現場経験を重ねたのち、2003年監督デビュー。
主な作品は『ニューハーフ・ダンク」『AKIBA』『童貞放浪記』『nude』『結び目』『スクールガール・コンプレックス-放送部篇-』など。いずれも海外の映画祭に招待され高い評価を受けた。
2015年『空人』は第14回オーランド国際映画祭に正式出品、第5回ゴールデンドア国際映画祭に正式招待された。
2016年から続く『咲-Saki-』ではTVドラマおよび映画の監督として人気を支える。
最新作は2018年『咲-Saki-阿知賀編 episode of side-A』。

監督 小沼雄一
HEAVENESE(へヴニーズ)

音楽

HEAVENESE

”HEAVENESE(へヴニーズ)”は「大和心」に代表される日本精神が世界を救うという信念のもと活動している音楽一座。
2012年、シーラ ・Eのレーベルより世界デビュー。グラミー賞9回受賞のゴスペル界のキング、アンドレ・クラウチが唯一プロデュースを手がけた『世界でたった一つのエンターテイメント一座 』。
ツインボーカルのMarre&Kumikoを中⼼に、ドラム、ベース、キーボード、サックスなどの洋楽器と、尺⼋、篠笛、和太鼓、津軽三味線などの和楽器で構成されている。
千古不易の日本のソウルと、HIP HOP / R&Bが融合し、GOSPELのスピリットが紡ぎ出されるステージは圧巻。
外務省後援で、国内はじめアメリカ・イスラエル・エチオピア・台湾等でもツアーを行っており、民間外交使節団としての評価も高い。
HEAVENESE公式サイト
http://www.heavenese.jp

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